第46回小説推理新人賞に応募してみた。

 つい先ほど第46回小説推理新人賞に応募原稿を送りました。

 

 小説なんてこれまで一度も書いたことがありませんでしたが、小説好きである以上、いつかは小説を書いてみたいなということは以前から思っていました。

 

 私がよむ本の90%はミステリーなので、書いたジャンルももちろんミステリーです。がっつり本格です。昨今は特殊設定ものの本格ミステリーが多いのですが、それではちょっと物足りないなと思うことが多かったので、現代の現実社会を舞台にした本格です。

 

 ただし、結果的にはアンチミステリーになっています。社会風刺的でもあります。プロットは悪くないかなと個人的には思っています。

 

 しかし、文章力は全然ダメですね。会話文ばかりになってしまいます。以前、大学の映画研究会で作る映画の脚本を何度か書いたことがあるので、そのときの癖で会話文と動作・場面の説明だけになる傾向が自分でもよくわかりました。

 

 だから、短編の新人賞に応募しています。文章力があれば、この題材で長編を書くことも全然不可能ではないと思います。でも、自分にはできません。

 

 個人的には、エラリー・クイーン形式にできたら最高だなと思います。自分はプロットだけを考えて、相方が文章を書くという役割分担をする方式です。そうするにしても、まずは自分が面白いプロットを持っていることを証明しなければいけないので、文章力がないなりに少なくとも意味はちゃんと通る文章を書いたつもりです。

 

 第一次予選の結果は小説推理7月号に載るそうです。半年くらい先なので、一旦、このことは忘れたいと思います。どうせ受賞するわけでもないので。半年後に読み返すように、この記事をメモとして残しておきます。