講談社文庫のおすすめ新本格系推理作家&小説10選|まずはここから!絶対に読んでおきたい定番ミステリー

日本では、1987年に綾辻行人の『十角館の殺人』が刊行されて以来、ずっと本格ミステリーは人気ジャンルです。新本格ミステリーの時代はすでに終わったとされていますが、それ以降も本格ミステリーの作家や作品は生まれ続けているので、完全に文化として定着…

TIME誌が選ぶ史上最高のミステリー&スリラー小説100選|日本から選ばれた6冊の推理小説とは?

2023年10月3日、TIMEのWeb版でTHE 100 BEST MYSTERY AND THRILLER BOOKS OF ALL TIME(史上最高のミステリー&スリラー小説100選)というリストが公開されました。この記事では、その100選を紹介します。 参照記事:The 100 Best Mystery and Thriller Books…

京極夏彦『魍魎の匣』を読んだ|6年振りに京極の鈍器本に再挑戦

2023年9月、つまり今月、京極夏彦の「百鬼夜行」シリーズの17年ぶりの新作長編『鵼の碑』が刊行されるようです。ということで、界隈はかなり盛り上がっています。 かくいう私もミステリー小説好きの端くれとして、京極夏彦さんの名前はもちろん存じ上げてい…

ピエール・ルメートルのヴェルーヴェン警部3部作を紹介!フランス産の強烈傑作ミステリー

ピエール・ルメートルの小説は、残酷ですが、驚きの展開や真相も多く、ミステリーとして非常に面白いものばかりです。ということで、ピエール・ルメートルの代表作『その女アレックス』を含むカミーユ・ヴェルーヴェン警部3部作の紹介と、ニューウェイブ・…

有害なミームと化した「バーベンハイマー」。でも、それに振り回されてはいけない。

2023年7月21日、アメリカでは映画『バービー』と『オッペンハイマー』が同日に公開されました。片方は世界的に人気な着せ替え人形を扱った映画、もう片方は原爆を開発した物理学者の映画ということで、全く正反対の作風の2作品が同時公開されたことがアメリ…

TIME誌が選ぶ世界で最も影響力のある100人【2023年版】一覧&エンタメ系解説

昨年も書いたので、今年もTIME誌が選ぶ「世界で最も影響力のある100人」のリストをまとめておきます。今年は4月13日に公開されました。なお、私は政治や経済方面のことはさっぱりですが、映画・ドラマなどエンタメ系の人はそこそこわかるので、コメントでは…

2022年に読んだ本④【SF×3、ミステリー×2、その他×3】

第4弾。読んだ本の記録の2022年最終号です。新作とか関係なく最近読んだ8冊の感想を書き残しているだけですが、本屋や図書館みたいに知らない本や興味のないジャンルの本に出合うきっかけになるかもしれません。そんな気持ちで眺めていってください。 ※画像…