他人のSpotifyまとめなんかどうでも良いのは百も承知ですが、自分が見返す分には面白いので、備忘録として書いておきます。
トップアーティスト
1位 Elise Trouw
2位 Anna of the North
3位 CHVRCHES
4位 Sigrid
5位 Nicholas Britell
総計26,034分
1位は、Eise Trouw。今年の春頃に初めて知ったのですが、この人は凄い才能ですよ。元々はドラムをやっていたようですが、数年前からLive Loopという手法のライブパフォーマンスを行っています。色んな楽器を演奏してライブでマッシュアップして曲を成立させるというものです。説明するより見た方が早いです。
歌もめちゃくちゃ上手い。オリジナルの曲もありますが、実はこういうタイプのアレンジカバーの方に名曲が多いと私は思います。それに、とてもとても美しい人です。初めて聞いたときから一気に好きになりました。
2位のAnna of the Northは、数年前から推し続けているSigridと同じくノルウェー出身ということで聞き始めたアーティスト。ノルウェーのアーティストは、AURORAもそうですけど、独特の世界観があります。Anna of the Northは、童話的というか、優しい歌声なんですよね。
3位は、今年10周年を迎えたCHVRCHES。一番好きなアルバムは、2021年のScreen Violenceです。やっぱり自分は映画が好きなので、ホラー映画というジャンルに捧げられたこのアルバムがしっくり来るのかもしれません。ホラー映画の巨匠ジョン・カーペンターによるリミックスがあるのも素晴らしい。
4位は、Sigrid。今年は5月に初来日してくれて、私も直接お目に掛けることができました。ライブとか行ったことなかったんですが、これだけ好きなアーティストに会えると興奮しますね。嬉しかったです。つい先日には、新たなジャンルを色々試してみたというEP「The Hype」がリリースされました。斬新なサウンドはどれも聞いていて面白かったです。この中だったら、個人的にはBorderlineが良いかな。
でも、一番SigridらしいのはThe Hype。とことん率直で、どんな思いも歌にぶつけてくれるSigrid。The Hypeは、自分が人々の期待に応えられているか不安になっている気持ちを歌った曲。ざっくり言えばインポスター症候群がテーマです。不安な思いなのに、こんなに明るい歌にしてしまうのもSigrid。十分すぎるくらい期待に応えてくれています。
5位は、Nicholas Britell(ニコラス・ブリテル)大先生。ドラマ『サクセッション』や『キャシアン・アンドー』のサウンドトラックを手掛けた人物です。今、時代はニコラス・ブリテルです。耳にこびりついた『サクセッション』のメロディー。聞くだけで鳥肌が立つ『キャシアン・アンドー』の葬送の曲。凄いんだってば。
ちなみに、昨年のトップ5アーティストは、1位The Regretts、2位Sigrid、3位Paramore、4位Anteros、5位Paul Haslingerでした。5位は、ドラマ『ホルト・アンド・キャッチ・ファイア』のサウンドトラックを作った人なので、2年連続で5位が海外ドラマの人になりました。
連続でランクインしたのはSigridのみ。Sigridは本当に好きなんです。CHVRCHESも前から聞いていた気がするんですけどね。ちなみに、昨年1位のThe Regrettsは今月で解散することを発表しました。個人的な熱はもうすっかり収まってしまいましたが、解散するとなると寂しいです。Lydia Nightは、また誰かと新しいバンドを始めそうだけど。
ということで、私の日常をいつも少し豊かなものにしてくれたアーティストの皆さんに大いなる感謝を伝えたいです。ありがとうございました。