こんな海外ドラマを観るつもり<2022年7月>と旧作ウォッチャーこそが文化を支える話

 今年に入ってから、映画・海外ドラマファンの間では、新作が多すぎる!と嬉しい悲鳴がしばしば聞かれます。自分も新作を観ているつもりなのですが、どうも世間が観ている新作とは違うらしく、いまいち波に乗れていません。『ザ・ボーイズ』だけは観ていますが。

 

 でも、良いんです。過去の作品を観る人がいなければ、すべての作品は一時期話題になっただけですぐに忘れ去られてしまいます。旧作を観ている人こそが、真の意味で文化を支えているのかもしれません。

 

 ともかく、自分が2022年7月に観ようと思っている海外ドラマを挙げておきます。自分がこうやって作品を挙げることで、皆さんが気になる新作を増やしてしまうのに最近は心苦しさを感じることもあるのですが、これは単なる自分のためのメモ書きです。いずれ観たら、感想はブログ「海外ドラマパンチ」かツイッターに上げます。

 

新作

『スーパーマン&ロイス』シーズン1 NHK総合 7月17日最終回

『ザ・ボーイズ』シーズン3 Amazon 7月8日最終回

『キング・オブ・ストンクス』 Netflix 7月6日

『ベター・コール・ソウル』シーズン6後半 Netflix 7月12日より毎週火曜

『アンダー・ザ・ヘブン 信仰の真実』 Disney+ 7月13日

『ペーパーガールズ』シーズン1 Amazon 7月29日

 

 2つのスーパーヒーロードラマ『スーパーマン&ロイス』と『ザ・ボーイズ』がもうすぐ終わります。『ザ・ボーイズ』の攻めっぷりは今回も素晴らしく、テレビドラマ史上類を見ないほどのえげつない展開が繰り広げられています。もう病みつき。

 

 7月12日に再開する『ベター・コール・ソウル』は、残り6話。どのようにこの傑作ドラマが幕を閉じ、どのように『ブレイキング・バッド』が幕を開けるのか、気になって仕方ありません。

 

 他の3作は、世間ではおそらく話題にならないと思いますが、個人的に気になっている新作ドラマです。Netflixドラマ『キング・オブ・ストンクス』は、なりふり構わず成功を収めたフィンテック(金融×技術)企業の実話に基づくドイツのドラマです。

 

 『アンダー・ザ・ヘブン 信仰の真実』は、実際に起こったモルモン教の宗教殺人を扱ったリミテッドシリーズです。主人公の刑事をアンドリュー・ガーフィールドが演じています。怖いそうですが、気になっています。

 

 Amazonの『ペーパーガールズ』は、アメリカの田舎町に暮らす少女たちが時間戦争に巻き込まれるアメコミ原作ドラマです。ブライアン・K・ヴォーン(『Y: ザ・ラスト・マン』『サーガ』など)の原作は、高い評価を受けています。正直なところ、現時点で出ているドラマの情報を見る限りはさほど面白そうではないのですが、原作者を信じて観てみます。

 

旧作(Disney+)

『ジ・アメリカンズ』

『ブル~ス一家は大暴走』

『フィラデルフィアは今日も晴れ』

『スノーフォール』

『ゴッドファーザー・オブ・ハーレム』

 

 Disney+は先月初めて加入して、今月も引き続き契約しています。気になる旧作ドラマが豊富なので、長く加入していることになりそうです。逆に、Netflixは『ベター・コール・ソウル』を見終わったら、さほど観るものがないので、解約するつもりです。それに先立って、出来れば観ておきたいなと思っているのが、以下の作品です。

 

旧作(Netflix)

『クラーク・オロフソン』

『ブランニューチェリーフレーバー』

『カリフェイト』

『クリミナル:ドイツ編』

『クリミナル:イギリス編』

『コラテラル 真実の行方』

 

 いずれも刑事ドラマか犯罪系ドラマのリミテッドシリーズです。話数はさほど多くないので、何本か観れると思います。『ブランニューチェリーフレーバー』は去年の秋に配信された作品なのですが、全く話題になっていなくて、忘れ去られているような印象があります。実際のところ面白いのかどうか、自分で確かめてみます。埋もれてしまった作品に再び光を当てるのが旧作ウォッチャーの楽しみですから。